最近、激安の1万円パソコンが登場して
世間を驚かせている。
激安パソコン店には大きく分けて2種類あるのです。
ひとつは、不良在庫や倒産処分品など、ワケありのルートで
仕入れて激安で売るタイプ。
インターネットの価格比較サイトで数百円単位で
最安値表示を競い、有名メーカーのパソコンを
一般的な価格よりも数万円、ときには10万円以上も安く売る
仕入れの実績を作ってルートを確保するため1円でも高く買い
わずか数千円の利益を乗せて1円でも安く売る薄利多売業者が基本ですね。
一方、近年成長しているのが、海外で格安の部品を
調達してショップオリジナルのパソコンを作って売る業態。
なんと1万円台のパソコンも登場しているのです。
注文時に客の希望にあわせて部品をカスタマイズでき
余計な付属ソフトは一切ついていない。
注文を受けてから生産する受注生産(BTO)のため
在庫を抱えるリスクもないのです。
いずれも一般に、購入時の丁寧な接客や
購入後のサポートは期待できない。
そうした手間にかかるコストを想定しないからこそ
激安を実現できるのです。
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